ワックス脱毛とは?セルフ脱毛するメリット・デメリットや脱毛の手順を解説

ワックス脱毛とは?セルフ脱毛するメリット・デメリットや脱毛の手順を解説

「ワックス脱毛ってどんな脱毛方法なの?」
「ワックス脱毛のメリットを知りたい!」

脱毛方法のひとつである「ワックス脱毛」に興味をお持ちの方もいるでしょう。

ワックス脱毛をすれば、短時間で広範囲のムダ毛を除去できるほか、脱毛の費用を抑えやすいのが魅力です。

この記事では、セルフ脱毛としてよく用いられているワックス脱毛の特徴や種類、メリットについてわかりやすく解説します。

ワックス脱毛の正しい手順も解説しているので、ムダ毛対策の参考にしてください。

この記事でわかること
  • ワックス脱毛とは?
  • ワックス脱毛の種類
  • ワックス脱毛のメリット・デメリット
  • ワックス脱毛の正しい手順
  • ワックス脱毛とサロン脱毛どちらがおすすめ?
目次

ワックス脱毛は簡単にできるセルフ脱毛のこと

ワックス脱毛とは、脱毛専用のワックス(粘着性がある液体)を使って脱毛する方法です。

手軽に購入できるのはもちろん、デリケートゾーンにも使えるため、以下の方法でムダ毛を脱毛できます。

ワックス脱毛の方法

  • セルフ脱毛:自分でワックスを購入して脱毛する
  • サロン脱毛:脱毛サロンに訪問して脱毛してもらう

専門知識がなくても簡単かつきれいにムダ毛を除去できることから、セルフ脱毛としても人気です。

毛根からキレイにムダ毛を取り除けるため、剃毛するよりも長期間ムダ毛が生えにくくなります。

サロン脱毛との違い

ワックス脱毛は、セルフ脱毛・サロン脱毛の2つの方法でムダ毛対策ができます。

以下に2つの脱毛方法の違いを下表にまとめました。

セルフ脱毛サロン脱毛
やり方自分で脱毛するサロンスタッフに脱毛してもらう
価格商品購入費用だけに抑えられる(サロン脱毛より安価)施術費用が追加でかかる
品質部位によってはきれいに脱毛できない場合がある指定した場所をきれいに脱毛してもらえる

大きな違いは価格と品質です。

サロン脱毛はスタッフ対応による人件費が上乗せされる一方で、セルフ脱毛よりきれいに全身を脱毛できます。

安さを選ぶか品質を選ぶかで利用する方法が違ってくると覚えておきましょう。

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施術の際の痛みや肌への負担が少ないため、初めて脱毛する方におすすめの脱毛サロンです。

ワックス脱毛にはハニー・ハード・油性の3種類がある

ワックス脱毛の種類

ワックス脱毛で利用されるワックス剤は「ハニー・ハード・油性」の3種類に分かれています。

  • ハニーワックス:肌に優しく安全、ムダ毛が短いと脱毛しづらい
  • ハードワックス:短いムダ毛を脱毛しやすい、低温火傷のリスクがある
  • 油性ワックス:短いムダ毛を脱毛しやすい、アレルギーや赤みが出やすい

種類の概要や長所・短所もわかりやすく紹介します。

ハニーワックスは肌に優しく洗い落としやすい

ハニーワックスは、天然のはちみつや水あめなどを使ってつくられたワックス剤です。

ワックスを塗布してその上からペーパーをかぶせた状態ではがしとるワックス剤であり、次の長所と短所をもっています。

長所
短所
  • 肌に優しくアレルギーが出にくい
  • 痛みを抑えて脱毛しやすい
  • ムダ毛の長さが1cm以上ないと脱毛しにくい
  • 太い毛の場合に抜けきれないことがある

松やにを使った脱毛ワックスと違い、はちみつなどの肌に優しい素材が使われているため、アレルギー体質の人でも利用しやすいと言われています。

「毛が長い部位を脱毛をしたい」「肌が弱くて脱毛できるか不安」という方におすすめです。

ハードワックスは短い毛もきれいに脱毛できる

ハードワックスは、松脂やロジン酸グリセリルといった材料でつくられているワックス剤です。

ワックス剤自体がすぐに固まるため、ペーパーなどを使用せず、直接固まったワックス剤をはがし取ります。

長所
短所
  • 2mm程度の短いムダ毛も脱毛できる
  • ペーパーが不要なので脱毛しやすい
  • 松やにでアレルギーを発症する人がいる
  • 溶かしたワックス剤が熱いと火傷しやすい

ハードワックスは肌に付着してもすぐにはがせます。

「短い毛もまとめて脱毛したい」「簡単な手順で脱毛したい」という方におすすめです。

油性ワックスは広範囲をまとめて脱毛できる

油性ワックスは、ハードワックスと同様に松脂やロジン酸グリセリルといった材料つくられたワックス剤です。

ハードワックスよりもやや硬化しにくいため、ペーパーを使用してムダ毛を脱毛します。

長所
短所
  • 5mm程度の短いムダ毛を脱毛できる
  • 広範囲をまとめて脱毛できる
  • 松やにでアレルギーを発症する人がいる
  • ワックスが肌にも張り付くため赤みが出やすい

油性ワックスは広範囲に塗布できるのはもちろん、薄く塗布するだけで脱毛できるため、経済的にも利用しやすいのが魅力です。

「脱毛の費用を安く抑えたい」「広範囲をまとめて脱毛したい」という方におすすめします。

ワックス脱毛は手軽さ・リーズナブルさ・角質ケアがメリット

脱毛にはさまざまな種類がありますが、その中でもワックス脱毛には「手軽さ・リーズナブルさ・角質ケア」という3つのメリットがあります。

  • 手軽さ:自宅が汚れにくいほか浴室などで簡単に脱毛できる
  • リーズナブルさ:安く購入できるのはもちろん広範囲を脱毛できる
  • 角質ケア:ワックスで剥がす際に古い角質も一緒に取り除ける

紹介するメリットに魅力を感じる方は、ぜひワックス脱毛を検討してみてください。

自宅を汚さず簡単に脱毛できる

ワックス脱毛は、自宅の浴室などを使って手軽に脱毛できるのがメリットです。

近年ではあらかじめペーパーにワックスが塗布されている製品なども販売されているため、脱毛したい部位に貼り付けてはがせば、ペーパーをそのままゴミとして処分できます。

もしワックスが浴室の床などに落ちたとしても、水で簡単に洗い流せるのが魅力です。

除毛クリームといった製品の場合、こぼしてしまうと床が変色する場合もあるので、手軽かつ簡単に脱毛をしたい人におすすめします。

脱毛の費用を抑えやすい

ワックス脱毛の製品は、1つ当たり1,000~2,000円程度で購入できるため、脱毛にかける費用を抑えやすいのがメリットです。

1回のワックス脱毛で1~2ヶ月ツルツルの状態が続くことが多く、男女それぞれが全身をワックス脱毛した場合も次の個数で収まります。

  • 男性の場合:2~3個(毛が濃いため厚めにワックスを塗布しなければならない)
  • 女性の場合:1~2個(毛が薄いためワックスを薄く塗布できる)

Amazonや楽天市場といったECサイトはもちろん、薬局などでもワックス脱毛の製品が販売されています。

脱毛サロンでワックス脱毛をしてもらうよりリーズナブルだという点も含め、少しでも脱毛費用を抑えたい方におすすめです。

脱毛に合わせて古い角質を落とせる

ワックス脱毛は、粘着性のあるワックスを肌に密着させた状態でひきはがすため、ムダ毛と一緒に古い角質を取り除けるのがメリットです。

古い角質が残ったままの肌は菌などが繁殖する影響で、肌荒れが起きやすくなると言われています。

古い角質を取り除くと、下側にあるツルツルのキレイな肌が現れます。

美容対策としても効果的ですので、普段から角質除去の対策をしている方は、ムダ毛の処理と一緒に角質を落とせるワックス脱毛にチャレンジしてみてください。

ワックス脱毛は痛み・やり残し・毛の長さのデメリットに注意

ワックス脱毛をするときには「痛み・やり残し・毛の長さ」という点にデメリットが潜んでいます。

  • 痛み:ワックスをはがす際に毛が抜ける痛みを感じやすい
  • やり残し:はがし方によってはやり残しができる場合がある
  • 毛の長さ:毛の長さによってはワックス剤で対応できない場合がある

初めてワックス脱毛をする方は、紹介する3つのデメリットを理解したうえで製品を購入するか考えてみてください。

ワックスを剥がす際に痛みがある

ワックス脱毛は、自分の腕力でワックスを引きはがすため、毛が抜けるときの痛みが一度にやってきます。

1本の毛を抜くだけでも鋭い痛みを感じるのに対し、ワックス脱毛では何十~何百という毛をまとめて抜くのが特徴です。

初めてワックス脱毛をする際には、一度狭い範囲で痛みのテストをしてみることをおすすめします。

「これくらいの痛みなら耐えられる」とわかったら、好きな場所をワックスで脱毛しましょう。

セルフ脱毛なのでやり残しができやすい

セルフでワックス脱毛をしたときには、キレイに毛が抜けきらず残ってしまう場合があります。

ワックス脱毛をするときは、毛の流れに合わせてワックスを塗布しなければうまく毛が抜けてくれません。

初めてワックス脱毛を利用した人の場合、脱毛の仕方に慣れるまでやり残しができやすいと覚えておきましょう。

やり残しを減らしたいのなら、脱毛サロンでワックス脱毛をしてもらうか、別の脱毛方法として美容脱毛を検討するのがおすすめです。

毛が短すぎると脱毛できない場合がある

ムダ毛を剃毛したばかりの状態でワックス脱毛をしても、キレイに毛が抜けません。

ムダ毛をワックス脱毛で抜くためには、最低でも2mm程度の毛の長さが必要です。

以下に示すワックス剤によって、対応できる毛の長さが違うことにも気を付けてください。

  • ハニーワックス:1cm以上
  • ハードワックス:2mm以上
  • 油性ワックス:5mm以上

あらかじめ毛を伸ばした状態で脱毛をしなければ、うまくムダ毛を除去できないと覚えておきましょう。

ワックス脱毛の正しい手順

ワックス脱毛は、正しい手順を理解しておかないと、痛みがある一方でキレイに毛が抜けきらない場合があります。

初めてワックス脱毛をする方向けに、正しい手順をまとめました。

STEP

肌をきれいに洗う

肌にほこりや汚れが付着していたり、毛に油分が付着しているとキレイに脱毛できない場合があります。

ワックス脱毛する前に脱毛したい部位を洗い、清潔なタオルで水気を拭き取っておきましょう。

STEP

ワックス・ワックスシートを貼り付ける

ワックスは毛の流れに合わせて貼り付けることが重要です。

しっかりと毛に馴染ませるためにも、毛の流れに合わせて手のひらや木のヘラなどを使ってワックスを伸ばしてください。

STEP

毛と逆方向にワックス・ワックスシートをひきはがす

ワックスやワックスシートをきれいに塗布したら、毛の方向の先にあるワックスの端を掴み、勢いよく逆方向に引きはがしてください。

痛みをおそれて躊躇すると、キレイにムダ毛を脱毛できません。

いきおいをつけてワックスやシートをはがすのがコツです。

STEP

洗浄して肌ケアをする

ワックス脱毛を終えたら、一度ぬるま湯で脱毛した部位を洗い流し、化粧水や乳液を使って肌ケアをしてください。

ワックス脱毛を下ばかりの肌は、毛が抜けた痛みで刺激に敏感になっています。

保湿を徹底することはもちろん、赤みが出た場合には冷たい水などで患部を冷やしてあげましょう。

ワックス脱毛のやり方に迷ったら、購入した商品パッケージの説明書きをチェックしてください。

商品に合う最適な脱毛の手順が説明されています。

ワックス脱毛とサロン脱毛はどっちがおすすめ?

自分でワックス脱毛をするか、脱毛サロンで脱毛をしてもらうかお悩みの方は、次のポイントから気になるほうを選びましょう。

  • 自分でワックス脱毛したほうがいい人:費用を安く抑えたい、短期間で毛が生えてきても気にしない
  • 脱毛サロンを利用したほうがいい人:隅々までキレイに脱毛したい人、長期的に毛が生えないようにしたい人

おすすめの理由をわかりやすく解説します。

費用を抑えたいならワックス脱毛がおすすめ

セルフでワックス脱毛をすれば、脱毛のトータルコストを抑えられます。

「足だけ脱毛したい」というように、脱毛する範囲が狭ければ、ワックス剤期限ギリギリまで使いまわしできるのが魅力です。

1~2ヶ月経つと新しい毛が生えてくるので、夏場だけなど、短期間毛がなくなれば良いという人に、セルフでのワックス脱毛をおすすめします。

脱毛の手間や品質を優先したいならサロン脱毛がおすすめ

自分でワックス脱毛をする手間を減らしたい、全身キレイに脱毛したいという方は、脱毛サロンでワックス脱毛をしてもらうのがおすすめです。

長期的に毛が生えないようにしたいなら、脱毛サロンが提供している美容脱毛を利用しても良いでしょう。

美容脱毛には減毛・抑毛の効果があり、全身ツルツルの状態を維持しやすくなります。

自己処理の頻度を減らせるため、サロン脱毛の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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ワックス脱毛についてよくある質問

ワックス脱毛について、よくある質問をまとめました。

  • ワックス脱毛はどれくらいもつの?
  • ワックス脱毛は何回やれば効果が出るの?

ワックス脱毛について気になる項目がある人は、ぜひチェックしてみてください。

ワックス脱毛はどれくらいもつの?

人間の毛には毛が生え変わるサイクルである「毛周期」があるため、ワックス脱毛をしてもその効果は一時的なものであり、すぐに新しい毛が生えてきます。

ワックス脱毛後の1週間程度はツルツルの状態ですが、徐々に新しい毛が生えてきて、1ヶ月~2ヶ月後には元通りの状態になるのが一般的です。

長期的な効果は期待できないと覚えておきましょう。

ワックス脱毛は何回やれば効果が出るの?

ワックス脱毛を1回利用するだけで、生えている毛をまとめて脱毛できます。

効果が出るのは1回からですが、キレイにワックス剤を塗布できていない場合には一部の毛が残ってしまい、2回目の脱毛が必要になるかもしれません。

あらかじめ正しい脱毛の手順を理解したうえでワックス脱毛を始めるのがおすすめです。

まとめ

ワックス脱毛は、セルフ脱毛としても人気の脱毛方法であり、手軽かつリーズナブルにムダ毛を除去できるのが魅力です。

デメリットとして痛みを感じる人もいますが、慣れてしまえばあっという間に脱毛を終えられます。

短期的にムダ毛を除去したいという場合におすすめの脱毛方法ですので、この機会にセルフ脱毛としてワックス脱毛にチャレンジてみてはいかがでしょうか。

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