「毛周期って何?」「毛周期と脱毛は関係ない?」
毛周期とは、毛が成長し、抜け落ち、再び生え始めるまでのヘアサイクルのことを指します。
毛周期は脱毛施術の効果に大きく影響しており、医療脱毛の場合は期間を間違えると脱毛効果が得られなくなる可能性もあります。
この記事では、毛周期についての基本的な知識や、VIOや顔などの部位別の毛周期を調べる方法などを紹介します。
毛周期に合わせて脱毛に通う方法のポイントについても解説しているので、是非参考にしてください。
- 毛周期の基礎知識について
- 部位別の毛周期について
- 毛周期と脱毛の関係性について
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ストラッシュでは、従来の脱毛では効果が無かった退行期や休止期の毛にも効果があるSHR脱毛を導入しています。
毛周期に関係なく施術ができるので、他の脱毛方法に比べて短い期間で脱毛することができます♪
毛周期とは毛の成長と変化のサイクルのこと
毛周期とは、毛が生えてから抜け落ちるまでの一連のサイクルのことを指します。
このサイクルは、成長期、退行期、休止期の3つの段階に分かれており、それぞれの段階で毛の状態が変化していきます。
- 成長期
- 退行期
- 休止期
また、毛周期は脱毛の効果を十分に受けるためにも重要な知識となります。
脱毛の施術を最適なタイミングで受けるために、これから3つの段階について詳しく解説します。
参考:毛が伸びる、または生えかわる仕組みはどのようになっているのでしょうか?|公益社団法人日本皮膚科学会
成長期は2~7年髪が伸び続ける期間
成長期は、毛周期の中で最も長い期間を占めており、毛根が活発に活動し毛が急速に成長します。
成長期前期 | 毛乳頭(毛の成長の根源)が毛母細胞(毛のもとになる細胞)に栄養を送る 毛母細胞が毛を太く強く成長させたり、毛を黒くしたりする 成長途中のため毛が皮膚の中にいる状態 |
---|---|
成長期後期 | 毛母細胞がさらに毛を成長させる 成長した毛が皮膚の表面に現れる |
成長期前期は、毛が伸びる期間のことで毛乳頭が毛母細胞に栄養を送ることで毛が成長していきます。
成長期後期は成長した毛が皮膚の表面に現れる時期です。
毛は限りなく成長し続けるわけではなく、一定の長さになると成長が止まります。
退行期は2~3週間毛根が収縮し始める
退行期は毛の成長が止まり、2~3週間毛根が収縮し始める時期です。
退行期は成長期と異なり毛が細く・弱くなっている状態のため、自然と毛が抜け落ちます。
また、退行期は成長期で成長した髪の長さを安定させる役割もあるため、新しい毛の成長が抑制されます。
退行期はメラニン色素が濃い状態の成長期とは違い、毛の成長が抑制されるためメラニン色素が薄いです。
退行期の毛は成長期と比べてメラニン色素が薄いので、レーザーや光脱毛の光がメラニンに吸収されにくくなり、毛根まで十分な熱が届きにくくなります。
休止期は2~4ヶ月間古い毛が抜け落ちる
休止期は2~4ヶ月間古い毛が抜け落ち、新しい毛を作る準備期間です。
休止期は新しい毛の生成が一時的にストップする時期のため、毛が成長することはありません。
休止期毛が成長するための毛乳頭が毛穴から離れてしまうため、退行期と同様に脱毛には適していない時期です。
休止期に入ったからといって毛乳頭や入母細胞などの毛を作る組織が機能しなくなったわけではありません。
一時的な休止を経て、適切なタイミングが訪れれば毛根は再び毛の生成を再開し、次の成長期へと繋がります。
部位別の毛周期
ここでは部位別の毛周期について詳しく解説します。
以下に部位別で成長期、休止期の期間と部位全体に対する成長期の毛の割合をまとめました。
部位 | 成長期 | 休止期 | 成長期の割合 |
---|---|---|---|
顔 | 2〜3か月 | 1〜2か月 | 65% |
ワキ | 4〜6か月 | 3〜4か月 | 30% |
腕・ひじ下・手の甲 | 3〜4か月 | 5〜6か月 | 20% |
太もも・ひざ下 | 3〜4か月 | 5〜6か月 | 20% |
VIO | 1〜2年 | 1〜1.5年 | 30% |
毛周期に合わせて脱毛を行うことで、効果を高めることができるので是非参考にしてください。
短期間で集中的に脱毛施術を受けると、結果的に脱毛卒業までにかかる施術回数が増えてしまう恐れがあります。
そのため一般的に1.5〜2か月に1回のペースで施術を受けるのがおすすめです。
毛周期と脱毛の関係を知ることで最適な効果を得られる
毛周期と脱毛の効果は関係しており、最も脱毛に適した時期は成長期です。
退行期・休止期は脱毛には適していない時期とされており、脱毛の効果を十分に得にくい場合があるため注意しましょう。
毛周期の中で成長期が脱毛に適している理由は、メラニン色素が濃く、レーザーが反応しやすい状態だからです。
一方で退行期・休止期は毛の成長が活発ではなく、メラニン色素が薄いためレーザーが反応しにくいため、あまり効果を得られない可能性があります。
毛周期と脱毛の関係についてさらに詳しく解説しますので、脱毛を効果的に受けたいと考えている人は参考にしてください。
毛周期の中で成長期が最も脱毛に適している
毛周期の中で脱毛に最も適した時期は成長期です。
毛周期の成長期が脱毛に適している理由は大きく2つあります。
- 毛根が活発に働いておりメラニン色素が濃い時期のため
- 毛と毛乳頭が近く、レーザーの熱が伝わりやすいため
脱毛のレーザーは毛が黒くなっている部分のメラニン色素が濃い部分に反応します。
そのため、毛根が活発に活動していてメラニン色素が濃い時期である成長期が、脱毛に最も適した時期です。
また成長期の毛は毛と毛根が繋がっているため、レーザーの熱が毛の根源にまで伝わりやすく高い脱毛効果を実感できます。
成長期の見分け方は濃く太く見えていて皮膚からしっかりと伸びているかどうか
成長期の毛を見分けるポイントは以下の通りです。
特徴 | 詳細 |
---|---|
色と太さ | 濃く、太く見える |
皮膚との関係 | しっかりと伸びている |
抜いたときの感覚 | 少し痛みを感じる |
毛根の状態 | 白い膜(内毛根鞘)がついている |
上記の特徴を確認することで、成長期の毛を見分けることができます。
個人で判断するのは難しいため、自分の毛周期に合ったベストな脱毛のタイミングを知りたい方は、まずはサロンの無料カウンセリングを受けてみると良いでしょう。
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毛周期の中でも退行期・休止期は脱毛に適していない
毛周期の中でも退行期と休止期は脱毛に適していない期間とされています。
退行期と休止期は脱毛に適していない理由は以下の通りです。
- 毛根が収縮・活動休止し、メラニン色素が薄い時期のため
- 毛が抜け落ちる時期で、毛が毛乳頭から離れてしまうため
毛周期における退行期・休止期は毛根が新しい毛の生成を抑制するため、毛のメラニン色素が薄いです。
脱毛に使用するレーザーはメラニン色素に反応するので、メラニン色素が薄いタイミングでは十分な効果を得られません。
また退行期や休止期は毛が毛根と離れてしまっているためレーザーの熱が伝わりにくく、脱毛の効果を実感しにくいです。
毛周期に合わせた最適な脱毛間隔は2~3ヶ月
毛周期と脱毛の間隔は合わせることが望ましく、最適な脱毛間隔は2~3ヶ月とされています。
脱毛に適しているのは成長期の毛なので、脱毛間隔を2~3ヶ月にすることで成長期の毛が多いタイミングで脱毛ができます。
毛周期に合わせて脱毛をするうえで、注意するべき点は以下の2つです。
- 毛周期を無視した脱毛は十分な効果を得られない可能性がある
- 毛周期が乱れることで適切なタイミングがずれてしまう
毛周期を無視した脱毛は十分な効果を得られない場合があるため気をつけましょう。
また、生活習慣等で毛周期が乱れてしまうことで適切な脱毛間隔を保てくなることもあります。
毛周期を無視した脱毛は十分な効果を得られない可能性がある
毛周期を考慮せずに脱毛を行うと、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 成長期の毛を逃してしまい、効果が低下する
- 無駄な施術回数が増え、コストが増加する
- 肌への負担が増加し、トラブルのリスクが高まる
上記の問題を避けるためにも、毛周期に合わせた適切な間隔で脱毛を行うことが重要です。
毛周期が乱れることで脱毛の適切なタイミングがずれてしまう
毛周期が乱れることで脱毛の適切なタイミングがずれてしまう可能性があります。
毛周期が乱れる理由として大きく2つの原因が挙げられます。
- 毛抜きなどによる自己処理
- 生活習慣によるホルモンバランスの乱れ
毛抜きなどでムダ毛を引き抜く自己処理は、毛周期の乱れに繋がるので注意が必要です。
ムダ毛を抜くことで成長期の毛も抜いてしまうので、自己処理の際はカミソリやシェーバーを使用しましょう。
睡眠不足やストレスなどの生活習慣の乱れは、ホルモンバランスの乱れを引き起こすため毛周期にも影響します。
生活習慣が乱れていると期待した効果を得られないケースがあるので、規則正しい生活を心がけましょう。
施術から3か月以上あけてしまうと脱毛効果が分散しやすくなる
脱毛の間隔を3ヶ月以上空けると脱毛効果が分散しやすくなり、十分な効果を実感できません。
- 成長期の毛を逃してしまい、効果が分散する
- 一度処理した毛が再び成長してしまう
- 全体の脱毛の進行が遅くなる
できるだけ2~3ヶ月の間隔を守って脱毛を続けることが、効果的な結果につながります。
毛周期に沿って脱毛する上で注意することは毛抜き・日焼けをしないこと
毛周期に沿って効果的に脱毛を行うためには、毛抜きを避けることと日焼けに注意してください。
- 脱毛期間中の自己処理では毛抜きを使用しない
- 脱毛期間中は肌トラブルのリスクを避けるために日焼けをしない
上記の注意点について詳しく解説します。
毛抜きをすることで次の脱毛時にターゲットとなる毛がなくなってしまう
毛抜きをすることで次の脱毛時にターゲットとなる毛がなくなってしまいます。
- 成長期の毛を抜いてしまい、次の脱毛施術の効果が低下する
- 毛周期が乱れ、適切な脱毛のタイミングがずれる
- 毛穴が開いたままになり、雑菌が入りやすくなる
脱毛中は毛抜きを避け、代わりにシェービングなどの方法で処理することをおすすめします。
日焼けした肌はメラニン色素が増えているため施術時の火傷がリスクも高まる
日焼けした肌はメラニン色素が増えているため、施術時の火傷のリスクも高まります。
日焼けした肌に脱毛を行うと、以下のようなリスクがあります。
- 火傷:肌のメラニン色素が増加し、レーザーの熱を吸収しやすくなる
- 色素沈着:火傷や炎症により、色素沈着のリスクが高まる
- 効果低下:メラニン色素の増加により、脱毛の効果が低下する可能性がある
そのため、脱毛前後は日焼けを避け、必要に応じて日焼け止めを使用するなど、適切な肌ケアを行うことが重要です。
毛周期についてよくある質問
毛周期についてよくある質問をまとめました。
毛周期について多く見られる質問は以下の通りです。
- 毛周期を調べる方法はありますか?
- 脱毛間隔が空きすぎると効果がなくなってしまいますか?
- 毛抜きで毛を抜くと毛は生えなくなりますか?
毛周期について知ることで脱毛をより効果的・効率的に受けることができます。
毛周期の知識は脱毛を検討している方にとって非常に重要です。
毛周期についてよくある疑問に詳しく回答していきますので、是非参考にしてみてください。
まとめ
本記事では毛周期について解説しました。
毛周期とは髪の成長と変化のことを指しており、脱毛とも大きく関係しています。
毛周期について知っておくべきポイントは以下の通りです。
- 毛周期には「成長期」・「退行期」・「休止期」の3つの段階が存在する
- 毛周期の中で脱毛に最も適した時期は成長期
- 毛周期に合わせた最適な脱毛間隔は2~3ヶ月
毛周期は「成長期」・「退行期」・「休止期」の3つの段階が存在します。
脱毛を受ける際は成長期に受けることで、十分な脱毛効果が期待できるでしょう。
また、毛周期に合わせて2~3ヶ月の間隔で脱毛を受けることも重要です。
毛周期を理解して、より効果的・効率的に脱毛を受けるためにもまずカウンセリングで相談してみることをおすすめします。