脱毛で痛みを感じる理由は?耐えられないほど痛いといわれる部位や対策方法を紹介!

脱毛で痛みを感じる理由は?耐えられないほど痛いといわれる部位や対策方法を紹介!

「脱毛で痛みを感じる理由は?」

「脱毛の痛みはどれくらい?」

脱毛中の痛みが不安な人は上記のような悩みを抱いている方が多いかと思います。

結論、脱毛中の痛みは、脱毛機が発する光やレーザーが毛のメラニン色素(黒い部分)に熱刺激を与えることが理由で生じています。

また、「輪ゴムで弾かれたような痛み」と表現される脱毛時の痛みの対策法としては以下が挙げられます。

施術前:乾燥していると肌が敏感になり痛みが増すため、保湿をしっかりと心がける
施術後:日焼けによる熱で、軽度の火傷を起こさないように日焼け対策をする

さらに、脱毛の痛みが不安な人は出力の弱い光を照射する痛みが少ない美容脱毛を選ぶのがおすすめです。

当記事では脱毛の痛みを感じる理由と合わせて、脱毛で痛みを感じる理由や痛みを感じやすい部位、施術前後に試したい対策方法をご紹介します。

これから脱毛施術を受けるという方は、脱毛方法選びの参考にしてください。

ストラッシュ編集部

ガイド・編集者脱毛コラム「LASSH+」編集部
脱毛歴7年。ワキ・VIO・全身など複数のクリニックとサロンで脱毛を経験。実体験に基づいたリアルな情報を発信しています。

目次

脱毛の痛みを感じさせる原因とは?脱毛機・毛の状態・体調で痛みが変化する

脱毛の痛みを感じさせる原因

脱毛中に痛みを感じるのは、利用する脱毛機や毛の状態、体調など、複数の原因が関係します。

脱毛の痛みを感じさせる原因
  • 脱毛機:レーザーや光の熱が強いと痛みやすい
  • 体毛の濃さ:毛が濃い人ほど痛みを感じやすい
  • 脱毛する部位:敏感な部位ほど鋭い痛みになる
  • 体調:体調や肌の状態が悪い人ほど敏感になる

なぜ痛みが出るのか、詳しい理由を見ていきましょう。

レーザーや光の熱が強いと痛みやすい

脱毛は、照射される熱エネルギーが高いほど痛みが強くなります。

永久脱毛として利用されている医療レーザー脱毛は、エステサロンなどで利用される光脱毛と比べて出力が高く、毛根を破壊する効果が高いです。

特に、医療レーザー脱毛の熱破壊式ではゴムで弾かれるような衝撃があり、蓄熱式は低温でじわっと温かくなる感覚があります。

サロンや病院の脱毛機によって痛みの度合いが変化するため、カウンセリング時点で痛みの少ない機器を選んでおきましょう。(照射力が低いと脱毛効果が落ちる点も考慮しなければなりません)

毛が濃い人ほど痛みを感じやすい

毛に含まれるメラニン色素は、光を多く吸収して刺激に変換されるため、次のような太く濃い毛ほど脱毛の痛みが強くなります。

  • VIO(デリケートゾーン)

毛が濃く密集している部位では、毛根付近の温度上昇が大きくなり、瞬間的な強い刺激を感じやすいです。

痛みに関して不安をお持ちなら、出力を段階的に上げるか、麻酔を使用するのが良いでしょう。

敏感な部位ほど鋭い痛みになる

脱毛は、神経が集まっている次の部位ほど痛みが鋭くなります。

  • 唇の周り(ヒゲ脱毛)
  • VIO
  • 乳輪周辺

皮膚が薄く、毛穴が小さいため熱が集中しやすく、針で刺されるような感覚になることがあります。

初回施術では、痛みに驚く患者も多いため、事前カウンセリングで説明を受けることが重要です。

体調や肌の状態が悪い人ほど敏感になる

施術の当日に次のような体調不良が起きている人は、肌のバリア機能が低下している影響で、神経の感受性が高まり痛みを感じやすくなります。

  • 睡眠不足
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ

生理前後や肌荒れが起きているときは照射の熱で炎症が起きやすくなるほか、施術後の赤みやヒリつきも強くなる点に注意しなければなりません。

可能であればスケジュールをずらす方が安心です。

脱毛で痛みを感じる理由は?照射した光がメラニン色素に反応するから

脱毛で痛みを感じる原因

施術中に痛みを感じる理由は、脱毛器が発する光やレーザーが毛のメラニン色素を刺激するからです。

脱毛器から照射される光やレーザーは、メラニン色素に反応して高い熱を発し毛根組織にダメージを与えて脱毛効果を得るという仕組みです。

照射時には、サロン脱毛でおよそ70度程度、医療脱毛では250度以上もの熱が発生するといわれています。

熱が皮膚に直接ダメージを与えることはありませんが、毛穴周辺に熱が伝わり、痛みを感じるのです。

また、針を用いて施術を行う「ニードル脱毛」では、針を毛穴に直接刺して電気を流すという方法が取られています。

針が毛穴周辺の皮膚に触れるため、美容脱毛やレーザー脱毛よりも強い痛みを感じるでしょう。

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脱毛の痛みを例えると輪ゴムで弾かれる感じだと表現される

個人差がありますが、脱毛施術で感じる痛みは「輪ゴムで弾かれたような痛み」と表現されます。

施術中、継続的に痛みを感じるというわけではなく、光やレーザーを照射する一瞬に痛みが生じるため、断続的な痛みを感じる人が多いです。

輪ゴムで弾かれるという以外にも、「じんわり熱い」、「ピリッとする」と表現する人もいます。

我慢できない程の激痛ではなく、痛みが気にならないという人もいますが、痛みが心配な人は、サロンやクリニックへ相談してテスト照射を受けてみると良いでしょう。

事前に痛みの度合いを知ることで、脱毛施術に対する恐怖心を払拭できます。

脱毛で痛みを感じやすい部位は?太くて濃い毛が生える場所や骨が近い場所は痛みが強い

脱毛で痛みを感じやすい部位

脱毛施術で生じる痛みの度合いは、部位によって異なります。

脱毛する部位と痛みの関係
  • ワキ:痛い
  • VIO:痛い
  • 顔(ヒゲ):痛い
  • 手足の指:痛い
  • 手足の甲:痛い
  • うなじ周辺:痛い
  • お腹・おへそ周り:痛みにくい
  • 背中・お尻:痛みにくい

脱毛の中でも、特に痛みを感じやすいといわれる部位をいくつかご紹介します。

顔・ヒゲ脱毛は皮膚が薄く敏感なため痛みが強い

産毛が生えている顔やヒゲまわりも、脱毛施術で痛みを感じやすい部位の一つです。

ワキやVIOとは異なり、顔に生えている毛は細く薄く、メラニン色素も少ないことから、本来であれば照射時に痛みを感じにくい部位です。

しかし顔周辺は皮膚が薄く骨に近いので、痛みを感じやすいという特徴があります。

また、細かい産毛を処理するために脱毛器の出力を上げて照射を行うため、強い痛みを感じやすい傾向にあります。

顔脱毛の痛みが心配な方は、施術の前に出力を弱めてもらえるかを事前に相談するのがおすすめです。

VIO脱毛はデリケートゾーンのため痛みが強い

VIOは太く濃い毛が密集しており粘膜に近い場所に光やレーザーを照射するため、「VIO脱毛が一番痛い」と感じる人が多いです。

またVIOは衣類の摩擦や自己処理によって黒ずみや色素沈着が起こりやすいので、より強い痛みを感じやすいです。

脱毛の痛みを感じにくくするためには、5回~8回の施術が必要になります。

VIO脱毛の痛みが不安な方は事前にサロンやクリニックに相談して、麻酔を塗布してから照射するのがおすすめです。

顔脱毛は皮膚が薄く敏感なため痛みが強い

産毛が生えている顔も脱毛施術で痛みを感じやすい部位の一つです。

ワキやVIOとは異なり、顔に生えている毛は細く薄く、メラニン色素も少ないことから、本来であれば照射時に痛みを感じにくい部位です。

しかし顔は皮膚が薄く骨に近いので、痛みを感じやすいという特徴があります。

また、細かい産毛を処理するために脱毛器の出力を上げて照射を行うため、強い痛みを感じやすい傾向にあります

顔脱毛の痛みが心配な方は、施術の前に出力を弱めてもらえるかを事前に相談するのがおすすめです。

手足の指は骨が表面に近いので照射時の刺激が骨に響くので痛みが強い

手足の指の脱毛は、他の部位と比べて痛みを強く感じる傾向があります。

指は皮膚の下に骨が近接しているため、脱毛時の熱や光の刺激が直接骨に伝わりやすくなっているからです。

この結果、チクチクとした痛みだけでなく、骨に響くような鈍い痛みを感じることがあります。

手足の甲や指毛は骨に響いて痛みを感じやすい

手足の甲は皮膚のすぐ下に骨があり、脂肪が少ないため照射の熱や振動が骨に響きやすく、痛みを感じやすい部位です。

手足の甲の場合、毛は比較的細い場合が多いですが、骨伝導による刺激が強く感じられます。

冬場や冷えがある状態では、感覚が敏感になることもあり、響くような痛みを感じるケースもあるようです。

施術範囲は狭く短時間で済むため、冷却ジェルや事前に温めておくことで痛みを軽減できます。

うなじ周辺は細い毛が密集しているためチクチクとした痛みを感じやすい

うなじは細い毛が密集しており、皮膚が薄く神経も多いため、照射時にチクチクとした痛みを感じやすい部位です。

また、首筋は動きやすく緊張しやすいことから、施術中の体勢や筋肉のこわばりで痛みが強くなる場合もあります。

加えて、日焼けや摩擦による肌ダメージがあると、さらに刺激を感じやすくなります。

しかし施術範囲は限られているため、冷却機能付き機器や保湿ケアで不快感を抑えることが可能です。

お腹・おへそ周りは毛が薄く骨から離れるため痛みが少ない

お腹やおへそ周りは、毛が細く薄く骨から距離があるため、照射時の熱が穏やかに伝わる痛みが少ない部位です。

医療レーザー脱毛でも「温かい」と感じる程度で済むことが多くあります。

ただし、ホルモンバランスの変化などで一時的に毛が濃くなると痛みが強くなる場合もあるので、人によって若干の差が出る点に注意してください。

照射出力を調整できるクリニックを選ぶと、快適に施術を受けられます。

背中やお尻に生えるのは産毛で脂肪や筋肉があるため痛みを感じにくい

背中やお尻は産毛が多く、さらに脂肪や筋肉がクッションの役割を果たすため、照射時の痛みはほとんど感じません。

しかし、男性の背中上部やお尻の一部では毛が太くなることがあり、その場合はチクチク感が出ることがあります。

広範囲を短時間で照射できる機器を使用すれば、さらに負担を減らすことができます。

この部位は痛みが少ないため、初めての脱毛にも向いています。

脱毛方法による痛みの違いを美容・医療・ニードルで比較

脱毛方法による痛みの違い

脱毛時の痛みは脱毛方法によって異なります。

脱毛方法別の痛みの違い
  • 美容脱毛:出力の弱い光を照射するため痛みが少ない
  • ニードル脱毛:脱毛方法の中で特に痛みを感じやすい
  • 熱破壊式脱毛(医療脱毛):高温の熱で痛みを感じやすい
  • 蓄熱式脱毛(医療脱毛):低温であるため痛みを感じにくい

代表的な脱毛方法ごとに、それぞれの痛みの度合いをご紹介します。

美容脱毛は出力が弱く痛みが少ない脱毛方法

サロンが行っている美容脱毛は、3つの脱毛方法の中では痛みを感じにくい脱毛方法です。

美容脱毛は主に、IPL脱毛とSHR脱毛に2種類の方法があります。

毛根組織にダメージを与えるという脱毛方法ですが、医療脱毛よりも照射出力が低いため、痛みは少ない傾向にあります。

毛根組織を破壊するほどのパワーは持たないことから繰り返し施術を受ける必要はありますが、他の脱毛方法と比較すると痛みが少ない脱毛方法であるため、脱毛初心者さんにもおすすめです。

脱毛施術に興味があるけれど痛みが心配だという人は、美容脱毛を試してみると良いでしょう。

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ニードル脱毛(医療脱毛)は毛穴に針を刺す施術で痛みを感じやすい

毛穴に針を刺して電気を流すことで毛根を破壊する脱毛方法が、ニードル脱毛です。

細い針を毛穴の一つ一つに刺し込むため、電気による熱だけでなく、針を刺すことによる強い痛みを感じるという特徴があります。

ニードル脱毛は、他の脱毛方法と比較すると最も痛みが強いといわれていて、施術を行う際には麻酔を用いることが一般的です。

脱毛方法の中では特に痛みが強い方法ではありますが、光やレーザーには反応しにくい白髪や産毛にも対応できるというメリットがあります。

施術時間が長くなるため、近年はニードル脱毛を行えるクリニックは少なくなっています。

ニードル脱毛を希望する人は、まずは施術を受けられるクリニックを探してください。

熱破壊式脱毛(医療脱毛)は高温の熱で痛みを感じやすい

毛根のメラニン色素に高出力レーザーを照射し、一瞬で高温にして破壊する方法が、熱破壊式脱毛です。

高いエネルギーを一点に集中させるため、ゴムで弾かれたような強い痛みを感じるという特徴があります。

特に、次のような太く濃い毛が密集する部位では、熱が強く反応するため痛みが増しやすい傾向があります。

  • VIO
  • ワキ
  • ヒゲ

施術の際は、冷却装置や麻酔クリームを併用することが一般的で、痛みを緩和できます。

痛みは強いものの、短期間で高い脱毛効果が得られるため、早く結果を出したい人や毛量が多い人にもおすすめです。

蓄熱式脱毛(医療脱毛)は低温であるため痛みを感じにくい

毛の成長をつかさどる「バルジ領域」に低温の熱を蓄積させてダメージを与える方法が、蓄熱式脱毛です。

高出力を一度に照射する熱破壊式と違い、低出力のレーザーを繰り返し当てるため、じんわりと温かい程度で痛みが少ないのが特徴です。

敏感肌や痛みに弱い人、小中学生や高齢者でも施術しやすく、麻酔を使わずに受けられる場合があります。

ただし、効果を安定させるためには複数回の施術が必要で、毛周期に合わせて通うスケジュール管理が重要です。

痛みを抑えながらも幅広い肌質や毛質に対応できるため、快適さを重視

脱毛で痛みを感じやすい人の特徴は乾燥肌や日焼け肌・生理中であること

脱毛で痛みを感じやすい人の特徴

「肌が乾燥している」「日焼けをしている「生理中」という人は、脱毛施術で痛みを感じやすい傾向にあります。

脱毛の痛みを感じやすい人の特徴
  • 肌が乾燥している人
  • 日焼け肌の人
  • 生理中の人


肌が乾燥した状態にあると刺激に敏感になり、施術中に強い痛みを感じることがあります。

施術後に炎症を起こしてしまうこともあるため、脱毛施術を受ける前後には、肌を十分に保湿しましょう。

また、肌がすでにダメージを受けた状態にある日焼け肌の方も、施術中に痛みが生じやすくなる原因となります。

脱毛で使用される光やレーザーは、黒色のメラニン色素に反応するという性質を持つため、日焼け肌に光やレーザーが強く反応することで痛みが生じるのです。

肌トラブルが発生することもあるので、脱毛期間中はしっかりと日焼け対策を行ってください。

肌が乾燥している人は刺激に敏感になる

肌の乾燥は、痛みだけでなく脱毛施術の効果や施術中快適さに大きな影響を与えます。

乾燥肌の人が脱毛施術を受ける際、以下のようなリスクが高まります。

乾燥に施術をする際のリスク

  • 炎症のリスク:乾燥した肌は外部刺激に対して過剰に反応しやすく、赤みやかゆみなどの炎症反応が起こりやすくなる
  • 痛みの増加:乾燥肌は通常よりも敏感になっているため、脱毛時の痛みをより強く感じる傾向あり
  • 効果の低下:乾燥肌では脱毛機器の光や熱が適切に伝わりにくくなり、脱毛効果が低下する可能性あり

乾燥による痛みを起こさないように保湿を怠らないようにしましょう

適切な肌ケアを行うことで、痛みが少なく効果的な脱毛施術を受けることが可能になります。

日焼け肌の人はレーザーが肌に反応しやすい

日焼け肌の人はレーザーが肌に反応しやすいという特徴があります。

日焼けした肌でレーザー脱毛を受けたときのリスクは以下です。

日焼け肌の人が脱毛をする際のリスク
  • 色素沈着のリスク:日焼けした肌は通常よりメラニン色素が多く、レーザーがこのメラニンに反応して色素沈着を引き起こす可能性が高まる
  • 火傷のリスク:日焼け肌はレーザー光を吸収しやすく、熱傷のリスクが増加する
  • 痛みの増加:日焼けで敏感になった肌は、レーザー照射時により強い痛みを感じる可能性がある

そのため、痛みを感じないためにも日焼け後の脱毛は慎重に行う必要があります。

そして、施術前に必ず日焼けの状況をスタッフに伝え、適切なアドバイスを受けることが重要です。

生理中は肌のバリア機能が低下している

生理中は身体全体のホルモンバランスが変化し、肌のバリア機能が低下しているので痛みを感じやすくなります。

生理中の肌の状況
  • 肌のバリア機能の低下:肌を外部刺激から守る機能が弱くなる
  • 敏感肌化:通常よりも肌が敏感になり、刺激に反応しやすくなる
  • 痛みの感度上昇:全身的に痛みを感じやすくなる傾向がある

これらの変化により、生理中の脱毛施術では、肌トラブルの発生率上昇などの問題が起こる可能性があります。

生理中の脱毛については個人差が大きいため、必ず事前にスタッフに相談し、自分の状態に合わせた最適な判断を行うことが重要です。

脱毛の痛みを軽減する方法は?麻酔を使用するのがおすすめ

脱毛の痛みを軽減する方法

脱毛施術で生じる痛みに対して、麻酔・日焼け対策・保湿をするなど軽減する方法がいくつかあります。

脱毛の痛みを軽減する方法
  • 麻酔を利用する
  • 施術部位を冷やす
  • スキンケアを行い肌の保湿をする
  • 日焼け対策をする
  • 痛みの少ない脱毛方法を選択する
  • 機械の出力を下げてもらう
  • 生理周期を調整する(女性の場合)

痛みを軽減できる対策方法をご紹介します。

麻酔を使用する

医療機関であるクリニックであれば、「麻酔」を使用して痛みを緩和できます。

クリニックによりますが、脱毛施術では「笑気麻酔」と「麻酔クリーム」の2種類を使用するケースがほとんどです。

鼻からガスを吸引して全身麻酔を行う笑気麻酔は、お酒を飲んで酔ったときと似たような状態になるといわれています。

ガスを吸引すると聞くと不安になりますが、ガスには亜酸化窒素と酸素を使用しているため、副作用が現れることはまずありません。

肌にクリームを塗布して局所麻酔を行う麻酔クリームは、塗布してから数十分経過すると効果を発揮します。

施術部位を冷やす

脱毛の痛みは光やレーザーの熱によって発生するため、あらかじめ施術部位を冷やしておくと痛みを感じにくくなります。

また、施術後に照射部位を冷やすことで、痛みと炎症を抑えられます

脱毛マシン自体に冷却機能が備わっている場合もありますが、サロンやクリニックによっては、冷却ジェルや保冷剤を用いて施術部位を冷却します。

麻酔に抵抗があるという方は、冷却する方法で痛みの緩和を目指しましょう。

スキンケアを行い肌の保湿をする

肌が乾燥していると思ったように効果が得られないだけでなく、痛みも感じやすくなってしまうので、脱毛施術の前後にはしっかりと保湿ケアを行いましょう。

脱毛期間中は、朝の洗顔後や夜の入浴後に保湿ケアを行います。

普段使用しているスキンケアアイテムでも良いですが、可能であれば保湿に特化したアイテムを使用してください。

保湿ケアを行うことは大切ですが、肌にスキンケアアイテムの油分が残っていると脱毛効果が得られなくなってしまいます。

施術当日には、油分を多く含むスキンケアアイテムの使用は避けましょう。

日焼け対策をする

脱毛施術前の日焼け対策は、肌トラブルを防ぎ、脱毛効果を最大限に引き出すために非常に重要です。

日焼け対策の例

  • 日焼け止めの使用:SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めを使用
  • 衣類による保護:長袖や帽子など、肌を覆う服装を心がける
  • 日陰の利用:直射日光を避け、日陰を利用して移動する

適切な日焼け対策は、快適で効果的な脱毛プロセスの重要な一部です。

スタッフのアドバイスを守り、自分の肌を大切にケアするようにしましょう。

痛みの少ない脱毛方法を選択する

脱毛施術の痛みは、選ぶ脱毛の方法で変わります。

まず、熱破壊式やニードル脱毛は高い効果が期待できる一方で刺激が強く、蓄熱式や光脱毛(IPL)は低出力でじんわり温かい程度の痛みで済むことが多いです。

そのため、痛みに弱い人や初めて脱毛を受ける人は、蓄熱式レーザーや光脱毛など比較的痛みの少ない方法を選ぶのがおすすめです。

ただし、痛みが少ない施術法は効果が出るまでに回数がかかる傾向があります。

施術スケジュールや予算と合わせて検討するか、事前にカウンセリングでテスト照射を受ければ、自分に合った痛みレベルを確認できます。

機械の出力を下げてもらう

脱毛施術中に痛みを感じた場合、機械の出力を下げてもらうことで快適に施術を受けることができます。

以下のような場合には出力調整についてスタッフに相談してみましょう。

  • 痛みに敏感な方
  • 初めての脱毛で不安がある方
  • 特に敏感な部位(例:VIO、顔など)の施術
  • 肌トラブルがある場合
  • 生理中など、一時的に肌が敏感になっている場合

出力調整により、痛みを軽減しつつ効果的な脱毛が可能となります。

ただし、過度の低出力は効果の低下につながる可能性もあるため、スタッフと相談しながら最適な出力を見つけることが重要です。

生理周期を調整する(女性の場合)

女性の場合、生理などホルモンバランスの変化で、肌の状態や痛みの感じ方が変わります。

特に生理前〜生理中は皮膚が敏感になり、普段よりも刺激を強く感じやすくなるため、生理終了後~排卵前の期間(卵胞期)に行うと痛みを抑えやすくなります。

なお、生理中は体温や血流の変化で肌トラブルが起こりやすく、照射後の赤みやヒリつきも強く出る可能性があるので可能なら避けたほうが安心です。

予約日が生理と重なる可能性がある場合は、事前にスケジュールを調整しておくと快適に施術を受けられます。

脱毛の痛みについてよくある質問

脱毛の痛みについてよくある質問を紹介します。

脱毛の痛みに耐えるコツはある?

事前準備とリラックスが重要です。

施術前に十分な睡眠と水分補給を行い、肌の乾燥を防ぐこと、また深呼吸や会話で緊張をほぐすことで、痛みを和らげられます。

また、施術部位を事前に保湿しておくとレーザーや光が均一に反応し、痛みのムラを減らせます。

脱毛で一番痛い部位はどこ?

VIO(特にIライン)がもっとも痛い部位とされています。

デリケートゾーンは毛が太く密集し、皮膚が薄く神経が集まっているため、痛みを感じやすいです。

また、次に痛みが強いのがヒゲ(口まわり)、ワキだと言われています。

痛みが強い部位は、麻酔や冷却機能を備えた機器の使用が推奨されます。

脱毛の痛みはロキソニンで抑えられる?

ロキソニンなどの市販鎮痛薬には、痛みを一時的に和らげる効果がありますが、脱毛時の服用は推奨されません。

必ず医師に相談してから使用してください。

特に施術直前の服用は、肌の反応や施術効果に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

医療機関では、より効果的で安全性の高い麻酔(表面麻酔クリーム、笑気麻酔)を使用することが一般的です。

脱毛の痛みについてのまとめ

部位や脱毛方法によって、施術中に感じる痛みの度合いは異なります。

痛みが心配だという人は、痛みが少ない脱毛方法を選択したり、痛みの緩和方法を試したりすると良いでしょう。

麻酔を使用する、施術後に肌を冷却するといった対策で、痛みを緩和することが可能です。

麻酔の使用を希望する場合は、脱毛施術を受ける前に施術者へ相談しておいてください。

正しい痛みの緩和方法を知って、安全かつ快適に脱毛施術を完了させましょう。

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