「脱毛で痛みを感じる理由は?」
「脱毛の痛みはどれくらい?」
脱毛中の痛みが不安な人は上記のような悩みを抱いている方が多いかと思います。
結論、脱毛中の痛みは、脱毛機が発する光やレーザーが毛のメラニン色素(黒い部分)に熱刺激を与えることが理由で生じています。
また、「輪ゴムで弾かれたような痛み」と表現される脱毛時の痛みの対策法としては以下が挙げられます。
さらに、脱毛の痛みが不安な人は出力の弱い光を照射する痛みが少ない美容脱毛を選ぶのがおすすめです。
(リンクタップで結論に飛べます)
当記事では脱毛の痛みを感じる理由と合わせて、脱毛で痛みを感じる理由や痛みを感じやすい部位、施術前後に試したい対策方法をご紹介します。
これから脱毛施術を受けるという方は、脱毛方法選びの参考にしてください。
脱毛で痛みを感じる理由は?照射した光がメラニン色素に反応するから
施術中に痛みを感じる理由は、脱毛器が発する光やレーザーが毛のメラニン色素を刺激するからです。
脱毛器から照射される光やレーザーは、メラニン色素に反応して高い熱を発し毛根組織にダメージを与えて脱毛効果を得るという仕組みです。
照射時には、サロン脱毛でおよそ70度程度、医療脱毛では250度以上もの熱が発生するといわれています。
熱が皮膚に直接ダメージを与えることはありませんが、毛穴周辺に熱が伝わり、痛みを感じるのです。
また、針を用いて施術を行う「ニードル脱毛」では、針を毛穴に直接刺して電気を流すという方法が取られています。
針が毛穴周辺の皮膚に触れるため、美容脱毛やレーザー脱毛よりも強い痛みを感じるでしょう。
\ストラッシュが脱毛初めての人におすすめな理由/
あたたかさをほんのり感じる程度で痛みが少ない
最短2週間ごとに通える
残ってしまった産毛にもアプローチ
脱毛の痛みを例えると輪ゴムで弾かれる感じだと表現される
個人差がありますが、脱毛施術で感じる痛みは「輪ゴムで弾かれたような痛み」と表現されます。
施術中、継続的に痛みを感じるというわけではなく、光やレーザーを照射する一瞬に痛みが生じるため、断続的な痛みを感じる人が多いです。
輪ゴムで弾かれるという以外にも、「じんわり熱い」、「ピリッとする」と表現する人もいます。
我慢できない程の激痛ではなく、痛みが気にならないという人もいますが、痛みが心配な人は、サロンやクリニックへ相談してテスト照射を受けてみると良いでしょう。
事前に痛みの度合いを知ることで、脱毛施術に対する恐怖心を払拭できます。
脱毛で痛みを感じやすい部位は?太くて濃い毛が生える場所や骨が近い場所は痛みが強い
脱毛施術で生じる痛みの度合いは、部位によって異なります。
- ワキ
- VIO
- 顔
- 手足の指
脱毛の中でも、特に痛みを感じやすいといわれる部位をいくつかご紹介します。
ワキ脱毛は毛が濃くて密集しているため痛みが強い
皮膚が薄く毛が密集しているワキは、脱毛施術中に痛みを感じやすい部位の一つです。
腕や脚の毛と比較するとワキの毛は太く濃いため、光やレーザーが反応しやすく強い痛みを感じることがあります。
特に自己処理によって黒ずみや色素沈着が起こっている場合は、痛みを感じやすいです。
しかしワキ脱毛は、毛が生えている範囲が狭いので施術時間が短く済みます。
繰り返し施術を受けることで毛が薄く少なくなるので、回数を重ねることで痛みは軽減されます。
VIO脱毛はデリケートゾーンのため痛みが強い
VIOは太く濃い毛が密集しており粘膜に近い場所に光やレーザーを照射するため、「VIO脱毛が一番痛い」と感じる人が多いです。
またVIOは衣類の摩擦や自己処理によって黒ずみや色素沈着が起こりやすいので、より強い痛みを感じやすいです。
脱毛の痛みを感じにくくするためには、5回~8回の施術が必要になります。
VIO脱毛の痛みが不安な方は事前にサロンやクリニックに相談して、麻酔を塗布してから照射するのがおすすめです。
顔脱毛は皮膚が薄く敏感なため痛みが強い
産毛が生えている顔も脱毛施術で痛みを感じやすい部位の一つです。
ワキやVIOとは異なり、顔に生えている毛は細く薄く、メラニン色素も少ないことから、本来であれば照射時に痛みを感じにくい部位です。
しかし顔は皮膚が薄く骨に近いので、痛みを感じやすいという特徴があります。
また、細かい産毛を処理するために脱毛器の出力を上げて照射を行うため、強い痛みを感じやすい傾向にあります。
顔脱毛の痛みが心配な方は、施術の前に出力を弱めてもらえるかを事前に相談するのがおすすめです。
手足の指は骨が表面に近いので照射時の刺激が骨に響くので痛みが強い
手足の指の脱毛は、他の部位と比べて痛みを強く感じる傾向があります。
指は皮膚の下に骨が近接しているため、脱毛時の熱や光の刺激が直接骨に伝わりやすくなっているからです。
この結果、チクチクとした痛みだけでなく、骨に響くような鈍い痛みを感じることがあります。
脱毛方法による痛みの違いを美容・医療・ニードルで比較
脱毛時の痛みは脱毛方法によって異なります。
- 美容脱毛:出力の弱い光を照射するため痛みが少ない
- 医療脱毛:高出力レーザーを使用するので痛みを感じやすい
- ニードル脱毛:脱毛方法の中で特に痛みを感じやすい
代表的な脱毛方法ごとに、それぞれの痛みの度合いをご紹介します。
美容脱毛は出力が弱く痛みが少ない脱毛方法
サロンが行っている美容脱毛は、3つの脱毛方法の中では痛みを感じにくい脱毛方法です。
美容脱毛は主に、IPL脱毛とSHR脱毛に2種類の方法があります。
毛根組織にダメージを与えるという脱毛方法ですが、医療脱毛よりも照射出力が低いため、痛みは少ない傾向にあります。
毛根組織を破壊するほどのパワーは持たないことから繰り返し施術を受ける必要はありますが、他の脱毛方法と比較すると痛みが少ない脱毛方法であるため、脱毛初心者さんにもおすすめです。
脱毛施術に興味があるけれど痛みが心配だという人は、美容脱毛を試してみると良いでしょう。
\ストラッシュが脱毛初めての人におすすめな理由/
あたたかさをほんのり感じる程度で痛みが少ない
最短2週間ごとに通える
残ってしまった産毛にもアプローチ
医療脱毛は高出力レーザーを使用するから痛みを感じやすい
医療脱毛は高出力レーザーを用いて脱毛施術を行うので、美容脱毛比べて痛みを感じやすいです。
医療脱毛では、「蓄熱式」と「熱破壊式」の2種類のレーザーが主に使用されています。
蓄熱式脱毛は、低い熱で「バルジ領域」という毛根よりも浅い部分にアプローチするため、痛みが少ない傾向にあります。
熱破壊式脱毛は、250度を超える熱を発することで毛根組織を破壊するため、半永久的に毛が生えてこなくなるという高い効果が期待できる半面、施術中には強い痛みを感じることが多いです。
少しても痛みを軽減して医療脱毛をしたい人は、蓄熱式脱毛を選択すると良いでしょう。
ニードル脱毛は毛穴に針を刺す施術で痛みを感じやすい
毛穴に針を刺して電気を流すことで毛根を破壊する脱毛方法が、ニードル脱毛です。
細い針を毛穴の一つ一つに刺し込むため、電気による熱だけでなく、針を刺すことによる強い痛みを感じるという特徴があります。
ニードル脱毛は、他の脱毛方法と比較すると最も痛みが強いといわれていて、施術を行う際には麻酔を用いることが一般的です。
脱毛方法の中では特に痛みが強い方法ではありますが、光やレーザーには反応しにくい白髪や産毛にも対応できるというメリットがあります。
施術時間が長くなるため、近年はニードル脱毛を行えるクリニックは少なくなっています。
ニードル脱毛を希望する人は、まずは施術を受けられるクリニックを探してください。
脱毛で痛みを感じやすい人の特徴は乾燥肌や日焼け肌・生理中であること
「肌が乾燥している」「日焼けをしている「生理中」という人は、脱毛施術で痛みを感じやすい傾向にあります。
- 肌が乾燥している人
- 日焼け肌の人
- 生理中の人
肌が乾燥した状態にあると刺激に敏感になり、施術中に強い痛みを感じることがあります。
施術後に炎症を起こしてしまうこともあるため、脱毛施術を受ける前後には、肌を十分に保湿しましょう。
また、肌がすでにダメージを受けた状態にある日焼け肌の方も、施術中に痛みが生じやすくなる原因となります。
脱毛で使用される光やレーザーは、黒色のメラニン色素に反応するという性質を持つため、日焼け肌に光やレーザーが強く反応することで痛みが生じるのです。
肌トラブルが発生することもあるので、脱毛期間中はしっかりと日焼け対策を行ってください。
肌が乾燥している人は刺激に敏感になる
肌の乾燥は、痛みだけでなく脱毛施術の効果や施術中快適さに大きな影響を与えます。
乾燥肌の人が脱毛施術を受ける際、以下のようなリスクが高まります。
- 痛みの増加:乾燥肌は通常よりも敏感になっているため、脱毛時の痛みをより強く感じる傾向あり
- 炎症のリスク:乾燥した肌は外部刺激に対して過剰に反応しやすく、赤みやかゆみなどの炎症反応が起こりやすくなる
- 効果の低下:乾燥肌では脱毛機器の光や熱が適切に伝わりにくくなり、脱毛効果が低下する可能性あり
乾燥による痛みを起こさないように保湿を怠らないようにしましょう。
適切な肌ケアを行うことで、痛みが少なく効果的な脱毛施術を受けることが可能になります。
日焼け肌の人はレーザーが肌に反応しやすい
日焼け肌の人はレーザーが肌に反応しやすいという特徴があります。
日焼けした肌でレーザー脱毛を受けたときのリスクは以下です。
- 色素沈着のリスク:日焼けした肌は通常よりメラニン色素が多く、レーザーがこのメラニンに反応して色素沈着を引き起こす可能性が高まる
- 火傷のリスク:日焼け肌はレーザー光を吸収しやすく、熱傷のリスクが増加する
- 痛みの増加:日焼けで敏感になった肌は、レーザー照射時により強い痛みを感じる可能性がある
そのため、痛みを感じないためにも日焼け後の脱毛は慎重に行う必要があります。
そして、施術前に必ず日焼けの状況をスタッフに伝え、適切なアドバイスを受けることが重要です。
生理中は肌のバリア機能が低下している
生理中は身体全体のホルモンバランスが変化し、肌のバリア機能が低下しているので痛みを感じやすくなります。
- 肌のバリア機能の低下:肌を外部刺激から守る機能が弱くなる
- 敏感肌化:通常よりも肌が敏感になり、刺激に反応しやすくなる
- 痛みの感度上昇:全身的に痛みを感じやすくなる傾向がある
これらの変化により、生理中の脱毛施術では、肌トラブルの発生率上昇などの問題が起こる可能性があります。
生理中の脱毛については個人差が大きいため、必ず事前にスタッフに相談し、自分の状態に合わせた最適な判断を行うことが重要です。
脱毛の痛みを軽減する方法は?麻酔を使用するのがおすすめ
脱毛施術で生じる痛みに対して、麻酔・日焼け対策・保湿をするなど軽減する方法がいくつかあります。
痛みを軽減できる対策方法をご紹介します。
- 麻酔を利用する
- 施術部位を冷やす
- スキンケアを行い肌の保湿をする
- 日焼け対策をする
- 機械の出力を下げてもらう
麻酔を使用する
医療機関であるクリニックであれば、「麻酔」を使用して痛みを緩和できます。
クリニックによりますが、脱毛施術では「笑気麻酔」と「麻酔クリーム」の2種類を使用するケースがほとんどです。
鼻からガスを吸引して全身麻酔を行う笑気麻酔は、お酒を飲んで酔ったときと似たような状態になるといわれています。
ガスを吸引すると聞くと不安になりますが、ガスには亜酸化窒素と酸素を使用しているため、副作用が現れることはまずありません。
肌にクリームを塗布して局所麻酔を行う麻酔クリームは、塗布してから数十分経過すると効果を発揮します。
施術部位を冷やす
脱毛の痛みは光やレーザーの熱によって発生するため、あらかじめ施術部位を冷やしておくと痛みを感じにくくなります。
また、施術後に照射部位を冷やすことで、痛みと炎症を抑えられます。
脱毛マシン自体に冷却機能が備わっている場合もありますが、サロンやクリニックによっては、冷却ジェルや保冷剤を用いて施術部位を冷却します。
麻酔に抵抗があるという方は、冷却する方法で痛みの緩和を目指しましょう。
スキンケアを行い肌の保湿をする
肌が乾燥していると思ったように効果が得られないだけでなく、痛みも感じやすくなってしまうので、脱毛施術の前後にはしっかりと保湿ケアを行いましょう。
脱毛期間中は、朝の洗顔後や夜の入浴後に保湿ケアを行います。
普段使用しているスキンケアアイテムでも良いですが、可能であれば保湿に特化したアイテムを使用してください。
保湿ケアを行うことは大切ですが、肌にスキンケアアイテムの油分が残っていると脱毛効果が得られなくなってしまいます。
施術当日には、油分を多く含むスキンケアアイテムの使用は避けましょう。
日焼け対策をする
脱毛施術前の日焼け対策は、肌トラブルを防ぎ、脱毛効果を最大限に引き出すために非常に重要です。
- 日焼け止めの使用:SPF30以上、PA+++以上の日焼け止めを使用
- 衣類による保護:長袖や帽子など、肌を覆う服装を心がける
- 日陰の利用:直射日光を避け、日陰を利用して移動する
適切な日焼け対策は、快適で効果的な脱毛プロセスの重要な一部です。
スタッフのアドバイスを守り、自分の肌を大切にケアするようにしましょう。
機械の出力を下げてもらう
脱毛施術中に痛みを感じた場合、機械の出力を下げてもらうことで快適に施術を受けることができます。
以下のような場合には出力調整についてスタッフに相談してみましょう。
- 痛みに敏感な方
- 初めての脱毛で不安がある方
- 特に敏感な部位(例:VIO、顔など)の施術
- 肌トラブルがある場合
- 生理中など、一時的に肌が敏感になっている場合
出力調整により、痛みを軽減しつつ効果的な脱毛が可能となります。
ただし、過度の低出力は効果の低下につながる可能性もあるため、スタッフと相談しながら最適な出力を見つけることが重要です。
脱毛の痛みについてのまとめ
部位や脱毛方法によって、施術中に感じる痛みの度合いは異なります。
痛みが心配だという人は、痛みが少ない脱毛方法を選択したり、痛みの緩和方法を試したりすると良いでしょう。
麻酔を使用する、施術後に肌を冷却するといった対策で、痛みを緩和することが可能です。
麻酔の使用を希望する場合は、脱毛施術を受ける前に施術者へ相談しておいてください。
正しい痛みの緩和方法を知って、安全かつ快適に脱毛施術を完了させましょう。