「脱毛前の自己処理は必要?」
「脱毛前の自己処理を忘れた場合の対応はどうすればいい?」
脱毛施術を受けるための準備としてムダ毛の「自己処理」が必要です。
脱毛前に自己処理を行わないと、施術が受けられないこともあるので、施術の1~2日前には、忘れずにムダ毛の処理を行いましょう。
この記事では、脱毛施術で自己処理が必要だといわれる理由や脱毛前の正しい自己処理方法、注意点について解説します。
施術当日までに自己処理を忘れてしまった場合の対処方法もご紹介しますので、これから脱毛施術を受けるという人は、ぜひ参考にしてください。
- 脱毛前に自己処理を行う理由
- 脱毛前の正しい自己処理方法
- 脱毛前に自己処理をする際の注意点
脱毛前に自己処理を行うのは脱毛効果を上げるため
脱毛施術を受ける前に自己処理を行う理由は、脱毛の効果を十分に引き出すためです。
また自己処理をすることで、施術の際の肌トラブルのリスクを下げることもできます。
- ムダ毛を処理して脱毛効果を上げるため
- 肌トラブルのリスクを下げるため
脱毛で用いられる脱毛器は、光やレーザーが黒い色に反応して照射するという仕組みです。
そのため、ムダ毛が生えている状態で施術を受けると光やレーザーが毛根から毛先に分散してしまい、脱毛効果を十分に得られなくなってしまいます。
また、レーザーが長い毛に強く反応することで、熱を持った毛が皮膚に触れて火傷を起こすリスクも上がります。
安全に施術を行うためにも、脱毛前には自己処理が必要です。
脱毛前の正しい自己処理方法
脱毛前の正しい自己処理方法について解説します。
脱毛施術を受ける部位によって、適切な自己処理の方法は異なります。
- 体の毛:電動シェーバーを使用して毛の流れに沿って剃毛する
- VIOの毛:長い毛をハサミで切ってから電動シェーバーで剃毛する
- 顔の毛:顔用の小型シェーバーでの剃毛がおすすめ
脱毛前の自己処理は、肌トラブルを起こしにくい電動シェーバーを使用して剃毛するのがおすすめです。
肌トラブルを避けるためにも、それぞれの部位に合った正しい方法で処理を行いましょう。
体の毛の自己処理方法
全身脱毛を行う場合は、体中の毛を剃っておく必要があります。
体に生えている毛を自己処理する場合は、電動シェーバーを使用して、毛の流れに沿ってシェービングを行いましょう。
手足や脇の毛はもちろん、お腹や胸の毛の処理も忘れずに行ってください。
膝や肘などの関節部分は毛が剃りにくく、肌を傷つけてしまう恐れがあるので注意する必要があります。
背中や腰など手が届きにくい部分のシェービングはサロンやクリニックで行ってもらえます。
手が届きにくい箇所の自己処理ができなかった場合は、事前に施術スタッフに相談しましょう。
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VIOの毛の自己処理方法
VIOの自己処理にはハサミと電動シェーバーを使用します。
VIOの自己処理を行う場合は、電動シェーバーを使用する前に、シェービングが行いやすいようハサミで長い毛を切っておきましょう。
毛が長いまま電動シェーバーを使用すると、毛を巻き込んで刃に絡まる危険性があります。
電動シェーバーでは毛が剃りにくい部分は、小さなカミソリでシェービングを行うのがおすすめです。
VIOは目視しにくい部位であり、粘膜が近く皮膚が薄いことから、ケガに繋がりやすい部位でもあります。
自己処理が難しい場合には、無理に行わずにサロンやクリニックへ相談してください。
顔の毛の自己処理方法
剃りにくい顔の産毛は、ボディ用の電動シェーバーではなく、顔用の小型シェーバーで処理することをおすすめします。
頬や額などの広い範囲であればボディ用のシェーバーでも処理できますが、顎や鼻の下など、細かい部分の毛を剃ることは難しく、無理に剃ればケガに繋がります。
また、顔の毛は細く短いため、ボディ用のシェーバーでは上手く剃ることは難しいでしょう。
小型シェーバーを使って、丁寧に処理を行ってください。
産毛が剃りにくい場合は、スチームや温かいタオルで顔を温めてからシェービングを行います。
顔を温めることで産毛が柔らかくなり毛穴も広がるため、毛が剃りやすくなることはもちろん、肌への負担も軽減できます。
脱毛前に自己処理を行う際の注意点
ムダ毛の自己処理には様々な方法がありますが、脱毛に適した方法でなければなりません。
自己処理を行う前に知っておきたい注意点をご紹介します。
- 毛抜きや除毛クリームで自己処理を行わない
- 自己処理後は剃毛部分を冷やす
- 手の届かない部分は無理にシェービングしない
毛抜きや除毛クリームで自己処理を行わない
脱毛前の自己処理は、毛抜き・除毛クリーム・ワックスなどで行ってはいけません。
毛抜きや除毛クリーム、ワックスで根元からムダ毛を除去してしまうと、脱毛器が反応しなくなってしまうからです。
脱毛前に自己処理を行う際には、電動シェーバーでシェービングを行いましょう。
サロンで行われる光脱毛やクリニックで行われるレーザー脱毛では、毛根の黒いメラニン色素に反応する脱毛器が用いられます。
脱毛効果を十分に得るためにも、毛根が残せる電動シェーバーを使用してください。
カミソリでシェービングしても良いですが、肌への負担を減らすためにも電動シェーバーの使用をおすすめします。
自己処理後は剃毛部分を冷やす
自己処理を行った後は、必ず肌を冷やしましょう。
シェービングを行うと、肌が火照って熱を持つため放置すると赤みやかゆみ、炎症を起こす恐れがあります。
自己処理を行ったあとは冷水をあてたり、冷たいタオルをあてたりすると炎症を抑えることができます。
ただし、長時間冷やすと、刺激となってかえって肌に悪い影響を与えるため、冷やし過ぎには注意してください。
手が届かない部位は無理に自己処理を行わない
脱毛前の自己処理をする際、手の届かない部位は無理に自己処理を行わないようにしましょう。
強引に自己処理を行うと肌を傷つけてしまう可能性があるためです。
サロンやクリニックによっては、手が届かない部位は無料でシェービングを行ってくれる可能性があります。
背中やお尻、Oラインなど、手が届かない部位に関しては無理に自己処理を行わずに、サロンやクリニックへお願いしましょう。
手が届かない部位への対応方法や追加料金の有無は、サロンやクリニックによって異なります。
事前カウンセリングで、シェービングに関するサービス内容をよく確認しておいてください。
脱毛前に自己処理を忘れてしまった場合の対処方法
施術当日までに自己処理が行えなかった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。
自己処理を忘れてしまった場合の対処方法をいくつかご紹介します。
- サロンやクリニックに依頼する
- 施術日を変更する
施術日までに自己処理を行うのが理想ですが、万が一自己処理を忘れた場合はサロンやクリニックに依頼するのがおすすめです。
サロンやクリニックにシェービングを依頼する
施術前に自己処理が行えなかった場合は、サロンやクリニックでシェービングしてもらうことが可能です。
自己処理をお願いすると追加料金が発生する可能性がありますが、予約をキャンセルすることなく、当日中に施術が受けられます。
ただし、シェービングを行う範囲が広い場合は、料金が高くなるというだけでなく、施術時間に影響を及ぼします。
シェービングに時間がかかってしまって施術を行う時間が取れないということもあるので、施術の前日には忘れずに自己処理を行いましょう。
施術日を変更してもらう
サロンやクリニックにシェービングを依頼することもできますが、自己処理を忘れた時点で施術自体が受けられなくなってしまうこともあります。
シェービングを依頼できない、追加料金を支払いたくないという人は、施術日を変更してもらうと良いでしょう。
ただし、施術日を変更するために、追加料金が発生することがあるという点には注意が必要です。
キャンセル料が発生したり、施術1回分を消化されたりする可能性があるので、サロンやクリニック側へ確認してください。
脱毛前の自己処理以外の注意点
脱毛施術を受ける前には、自己処理を行うという以外にも注意しておきたいことがあります。
自己処理以外の注意点を把握して、安全に施術を受けましょう。
- 施術前後は肌の日焼けに注意する
- 薬の服用や予防接種を控える
- 肌の保湿ケアを十分に行う
施術日の前後は肌の日焼けに注意する
脱毛器は黒色のメラニン色素に反応するという特質を持つため、日焼けをした状態で施術を受けると、脱毛効果が十分に得られない上に、光やレーザーが肌の色に反応して火傷を負うことがあります。
また、日焼けで肌がダメージを負った状態でさらに光やレーザーを照射すると、肌が炎症を起こすこともあります。
脱毛の前後には、日焼けをしないように十分に注意しましょう。
サロンやクリニックによっては、日焼けをしていると、肌トラブルが発生するリスクを考えて施術を断られることがあります。
脱毛施術を受けると決めたら、日傘や帽子、サングラスや日焼け止めを使用して、日焼けしないように注意してください。
肌トラブルを防ぐため薬の服用や予防接種を控える
アレルギー薬や鎮痛剤といった薬を服用している場合、光過敏症を発症して、痛みを感じたり肌トラブルが起こったりすることがあります。
施術を受ける際には、薬の服用を避けましょう。
どうしても薬を服用する必要があるという人は、事前カウンセリングでサロンやクリニックへ相談してください。
薬と同様に、予防接種も脱毛施術に影響を与えます。
施術日に予防接種を受けると、針を刺した箇所に肌トラブルが起こる可能性があるからです。
また、予防接種を受けることで副作用が起こり、施術後に発熱や倦怠感といった症状が現れることもあります。
予防接種を希望している人は、脱毛施術と重ならないように注意してください。
施術の痛みを抑えるために保湿ケアを行う
肌が乾燥した状態で脱毛器で光やレーザーを照射すると、熱が皮膚に伝わりやすくなって、痛みが起こったり火傷を負ったりする可能性が高まります。
また、脱毛の施術後は肌が少なからずダメージを受けているため、肌トラブルが発生しやすくなります。
脱毛施術の前後には、しっかりと保湿ケアを行いましょう。
入浴の際には、肌が傷つかないように注意しながら顔や体を洗い、入浴を終えたらすぐにスキンケアアイテムやボディクリームで全身を保湿します。
顔やVIOは他の部位よりもデリケートであるため、アルコールフリーのスキンケアアイテムを使用してケアを行ってください。
まとめ
脱毛施術を受けるためには、ムダ毛を除去する自己処理が必要です。
自己処理を行わないと、施術で十分な脱毛効果が得られない上に、火傷のような肌トラブルに見舞われることがあります。
サロンやクリニックによっては施術自体受けられないこともあるので、忘れずに自己処理を行いましょう。
自己処理が苦手だという人や、自己処理を行う時間がないという人は、サロンやクリニックへご相談ください。